見せられる背景

日本のファッション企業が先が見えないのは
商品面での失敗が大きいと思う。
ちょっと前にファッション業界では
背景を見せる大切さなどに気付き背景を見せる流れにあった。
ただ、何故かいつのまにかちょっと前の流れは消え去っていた…
世界ではトップブランドがリアルファーの使用を取りやめるなどのニュースがあったが、理由は動物保護団体からの要求が大きい。
アパレル側からの発信ではない…
アパレルはエシカルであれ
なんて言うつもりは毛頭ない。
従来、人は身を守るために動物の皮で服を着ていた。原始時代の絵を思い返して欲しい。
そんな、人間が今更服に動物を使うな!
なんて環境に自然に歴史に失礼だろう。
ただ、アパレルは服が出来るまでの行程にどのような事があるのか消費者に見せるべきだと思う。
動物だけではない、天然素材のコットンやリネンなどがどのように育てられ、どのように糸になり生地になり服へと変化を遂げるのか!
そこにどれだけの人が関わっているのか。
何故、この値段なのか!
重要のは誰がどこでどのようにして服が出来たか!だからこそ、この値段である!
と提示する事ではなかろうか?
服の値段が高いと言う人に
本来の価値を伝える事が出来ているのか?
語れる商品を作っているのか?
全て消費者に見られても、大丈夫なのか?
作り手として恥ずかしくないものを
消費者に届けよう!
そうすれば、それを消費者に伝えれれば
これからのファッション業界は変化するのではないのでしょうか?

左右確認

1995年生まれの人間(仕事:アパレル関係) ファッション/アパレル/ビジネス/映画/アニメ/本/旅行 などの感想がメインのブログです。

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